発達障がい者専門キャリアカウンセラーからのこぼれ話 Vol.5 「『成功している』発達障害者」

障害者の成功の定義は人によってさまざまだと思いますが、就労という事で言えば、働いて、それなりの収入を得て生活できているということになるのでしょうか。

 

ついでに言えば、ある程度の社会的地位があればさらに良いのかも知れません。

 

 

それならば、そういう発達障害の方はかなりいます。

 

医師、大学の先生、研究職、延々説明されても何をやっているのか分からない専門職、議員、作家、IT系のフリーランスなど、やはり専門的な仕事の人が多いみたいです。

 

 

発達障害にもいろいろあって、こだわりが強い人が好きなことを見つけると、集中力が強いのですごいことになる傾向があります。

 

発達凸凹の幅がものすごくある場合には、言語性に比べて動作性が低すぎれば、言うだけの人になってしまいます。

 

自分だけが正しいと思い込む発達障害の方は、周りの指示が入りにくいので社会適応が難しいですが、知的に高いなら言語性も高いですし、空気が読めなくても良い専門職はうってつけです。

 

 

要は、適正に配置した職場と好きで得意なことが出来る仕事、周りの理解さえあれば、とてつもない力を発揮する可能性がある「人種」だということです。

 

大人の発達障害なら、対人関係で最初は苦労しますが、学習行動の結果、頭の中にそれ用の回路を作ることができるので、それなりにやっていけます。

 

 

第二章の「情報のまとめ上げ困難」のところでもお話しさせていただきましたが、特に知的レベルが高く天才肌がある方には、A to C ではなく、Bに該当するような仕事をさせれば、間違いなく結果にコミットしてくれるでしょう。

 

もっとも、その前に自力で成功してしまうかも知れませんが。

 

 

 

※ 今回のコラムは、書籍「これからの発達障害者「雇用」: 専門キャリアカウンセラーが教える」からこぼれた、貴重なお話となります。ぜひ、本編もお楽しみください!

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