カリキュラム検討会

開校準備企画 第2回 カリキュラム検討会

第2回は、「支援」「企業」両方の立場を経験されている 国立特別支援教育総合研究所の松井優子さん にお伺いしました。

 

フォロワーに求められる資質とは?

 

Q.精神障がいを抱える方が企業で働くときに、サポートする方がフォロワーです。フォロワーに求められる資質とは何でしょうか?
A.忍耐力や人間性、対人関係力に加えて、必要なのは“柔軟性”。
面接で聞いた話にとらわれず、働いてはじめて分かった“できること”“できないこと”を、本人と対話していくことが大切ですね。
就労訓練の場と、実際の企業は異なる環境。
訓練の場では、できていたことが難しかったり、逆に、企業で働くと、思っていた以上の事ができたり…。実際にやった結果をみながら、企業と当事者が一緒に考えていくことが必要です。
それから、独り立ちを見据えたサポートができること。
他のチームメンバーも巻き込んで、“誰とでも働ける”という段階に進めることですね。

 

ずっと2人だけで仕事をする、というのは不自然なこと。

「できる企業さんほど、特別待遇しません。普通のマネジメントをしています」という松井さんの言葉に、強く共感しました!

 

 

知ってもらって、感謝してもらうことがポイント

 

Q.精神障がいを抱える方を雇用するためには、受け入れ先の社員の方の理解を得ることも重要です。どのようなことがポイントになると思われますか?
A.まず、会社が方針を決めるのがとても重要です。
それから、社員の皆様に精神障がいを抱える方と触れ合って、実際、どんな方なのかを知ってもらう時間を持つこと。わざわざ社員がやらなくて良い仕事を任せてもらって、周囲から感謝されることも大切ですね。

 

精神障がいを抱える方と働いてみて、自分の仕事を助けてもらえたら、雇用について前向きに考えられそうですね!

 

 

Q.次に、当事者の担当となる方には、どんなフォローをするのが良いでしょうか?
A.仕事の意義をきちんと伝えて、やる気を引き出すことです。
上司から“あなたにお願いしたい理由”を伝えたり、小額の手当てや感謝状をあげたりするのも良いですね。それから、担当者の人に任せっ放しにせず、フォローする仕組みも必要です。

 

雇用率を満たすために、機械的に仕事を振っても、うまくいかないもの。

現場もやりがいを感じられるように工夫すれば、社員の反応は大きく変わるんですね!

 

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